漆塗りの七寸木皿です。
江戸後期から幕末頃の物でしょう。
お譲り頂いた方からは浄法寺あたりの漆器と伺っていますがどうでしょうか。
初見の物ですが、古さを残しつつ現代でも通用しそうなクールな佇まいに一目惚れしました。
重厚そうな見た目とは裏腹に、持つと驚くほど”ふわり”と軽く強度がありそうな木地。
浅学ではありますのでこちらでは断定致しませんが、良い材であることには間違いはなさそうです。
(薄造りではなく適度に厚みがございます)
シンプルな造りですが、艶のあるリムと木目を残した見込みも愉しめるデザインセンスも素晴らしい。
リム幅のバランスも絶妙で美しく丁寧に刳り貫かれた高台までもが完成されているように思います。
今回、未使用の状態で手に入れましたが漆器でもこの使いやすいサイズは見つかることも少なく希少かと思います。
これから使い込み育ててあげたい一品です。
※在庫は5点あり特筆すべき傷はなさそうです。
バラ売りですが大きく雰囲気が違うものはありませんので、枚数をご希望の場合こちらで選ばせて頂きますので予めご了承ください。
古いものですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径:約20.1-20.6cm
内径:約15.7-15.8cm
リム幅:約2.4-2.5cm
高台径:約10.6-10.8cm
高さ:約2.9-3.0cm
数枚の写真が光の加減で埃っぽく映ってしまいました。
1枚目の画像が近い質感になります。
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