七宝焼星空香合

七宝焼の香合です。 七宝焼と聞くと多色使いで華美な装飾が多い印象ですが、こちらはネイビーにネオンカラーというお洒落な配色。 気に入る物がなかなか見つからず扱う機会が殆どないのですがこれは正直一目惚れでした。 どこか奥行き感があり幻想的な景色が広がっているよう。 小さいながら指で弾...

白被せ硝子皿

上A 下B B1客の極小ホツ 硝子小皿です。 大正頃の物と思います。 白の被せガラスが上品な造り。 吹きガラス製で通常ポンテ痕は裏面底部にあるのですがこちらは見込みにあるのが面白く、丁寧な研磨で窪んでいるのを見て愉しめます。 指で弾くと涼やかな音色の鳴る鉛入り。 気泡や揺らぎ、不...

コバルトデミジョンボトル

デミジョンボトルです。 昭和初期頃の物と思います。 西洋のボトルは何度かご紹介したことがあったのですが、日本のデミジョンボトルは初めてのご紹介です。 個人的にあのブルーグリーンの色味がなぜだか好きにはなれなくて、これが良く見かけてありふれているからなのか造形が好きでは無いからなの...

萬古焼麦藁手蓋茶碗

萬古印 萬古焼の蓋茶碗です。 明治から大正頃の物と思います。 麦藁手と聞くと美濃瀬戸産を思い浮かべますがこちらは珍しい萬古焼。 もちろん当時はさまざまな産地で造られたと思いますが萬古焼は初見でした。 実はこの2客には萬古印は無く、疵があって省いた1客のみにあり萬古焼とわかりました...