2021/03/31

梅型グラス

梅型のグラスです。 もう少し古手の型吹きの梅グラスは幾つか扱ってきましたがこの形状は初見です。 薄作りで弾くと金属質な感じなのですが、大正頃の物でしょうか。 スタイリッシュな細身デザインが洒落た雰囲気。 スモーキーな薄灰色でどこか色気も感じます。 底部には”DNG”と書かれており...

2021/03/31

印判桜散らし文猪口

口縁の窯傷(表,裏) 印判猪口です。 明治頃の長沼焼(会津本郷周辺の窯)と思います。 桜散らしの洒落たデザイン。 古い器には季節を意識した物が多く、この模様ももっと数があっても良さそうですが初見の物です。 ”紙刷り印判”特有の個体差があり少し歪んでいたり紙ズレがあったり。 現代の...

2021/03/30

墨抜菊花繋文猪口

菊花繋文の猪口です。 江戸後期から明治頃の物と思います。 古くからある菊をモチーフにした親しみやすい柄です。 蕎麦猪口辞典にも同手の物が掲載されていますが産地不明と記載されていました。 地方窯の物と思いますが暈しが効いた少し手の込んだ釉調です。 なかなか数の少ない物と思いますが、...

2021/03/30

瑠璃釉猪口

瑠璃釉の猪口です。 中国の100年ほど前の物と思います。 筒型のシンプルな造形が現代物のようなモダンな印象。 深みのある瑠璃釉や高台付きな所など、日本の物には意外とこの雰囲気の物はありません。 日常使いに丁度良いサイズ感で湯呑みとしても珈琲にもおすすめな一品です。 ※特筆すべき疵...

2021/03/29

硝子片口

硝子の片口です。 大正から昭和初期頃の物と思います。 元は薬品などを擂るための物で、見込みはサラッとした質感の磨りガラスになっています。 お茶碗程のサイズ感。 水飴みたいなトロトロの硝子質でついつい眺めてしまいます。 ※特筆すべき疵などなく良いコンディションです。 古いものですの...

2021/03/29

白磁三角蓋物

白磁の蓋物です。 明治頃の恐らく煙草用の火入れ(灰皿)だった物と思います。 とろりとした白釉にキリッとした三角形が洒落たデザイン。 銅製の物は幾つか見かけたことがありますが焼き物ではあまり見かけません。 ちょっとした小物入れや茶入れにもおすすめですが、花を生けたりそのまま飾るのも...