底部のポンテ痕(吹き痕)
吹き硝子製の蓋物です。
大正から昭和初期頃の物と思います。
古い時代の主に家具のガラスに使われている技法で、膠(にかわ)を使った物と思います。
膠硝子については詳しい説明がされているサイトがありましたので参考までに。
<a href="https://mag.rafuju.jp/post_250/">【結霜ガラスについて】</a>
<a href="https://www.photopre.co.jp/technology/glue_chip_glass.html">【膠硝子の製法について】</a>
この技法を使った蓋物はとても珍しく、以前同手の物をご紹介したのですがまた手に入れました。
<a href="https://wayori.com/?pid=162176655">【前回のお品】</a>
光にかざした時の霜のような模様が幻想的でとても美しく冬を連想させます。
元はお茶席で使う菓子器と思いますが、色々と用途を考えたり眺めて愉しんで頂きたい一品です。
※写真で少し分かりづらいのですが、側面はツルッとしており内部が膠硝子の技法が施されています。
全体的にたわみが見られますがご使用には問題無い程度で、古い時代の手造りの温かみと捉え愉しんでください。
その他、特筆すべき欠けや疵などなく良いコンディションです。
神経質な方はご購入をお控えください。
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直径:約22.8cm
内径:約20.7cm
深さ:約6.5cm
高さ:約11.3cm(つまみ含む)
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