角型硝子容器













裏面


角型の硝子容器です。
正確な産地は不明ですがヨーロッパ18世紀末期から19世紀頃の物でしょう。

元は何を入れていた物でしょうか。
決して精度が高いとは言えませんがポンテ痕のあるオリジナルの蓋が残っているのも嬉しく、溝は彫って整えてあり一周ぐるっとすると収まります。

研磨して整えた側面に"ザクザクッ"としたグラヴュール装飾が施され、温かみのある手造り感がとても気に入っています。
中央にいる天使はなぜか裏面にはいないようで、意図してか忘れていたのかそこもなんだか可愛いのです。

何か入れておきたくなるような容器ではありますが、そのまま窓際に置いて眺めると癒されそうですね。


※蓋の縁が欠けていたようですが、前所有者によって丁寧に研磨されており滑らかになっております。(Blog画像参照)
底部から3割程に硝子のくもりが見られます。
その他、特筆すべき欠けなどなく時代を考えても良いコンディションと思います。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
直径:約6.1×4.7cm
口径:約2.3cm
高さ:約13.0cm

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