土師器の壺底です。
古墳時代の物と思います。
壺の底部分、いわゆる残欠です。
基本的にはスルーしてしまう物ですがこの形状は何かに使えそうだと持ち帰りました。
長い年月河の流れにさらされて全体的に滑らかな質感。
小さいながら暗がりでもわかる程度に雲母がキラキラと輝いており星屑のようで眺めてしまいます。
キュッと小さな高台。
バランスよく好みの造形でもあり、安定していて使いやすいのも嬉しいポイントです。
反り上がりも適度で使用例写真にもある通り、縁にはアクセサリーを引っ掛けたり小物類をまとめたりするのも面白い。
もちろん花器としてや苔玉などにも抜群に相性が良いと思います。
つい使い道を考えてしまいましたが、何も乗せずとも本棚にポツンとあるだけで知的なオブジェとなりそうです。
※古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径:約17.7cm
高台径:約6.4cm
高さ:約11.0cm(一番高い点で計測)
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