犬山焼の盃です。
明治から大正頃の物と思います。
愛知県は近いので常に探している焼き物ですがなかなか見かけない犬山焼。
気に入る雰囲気のお品がなかなか見つからないのですが今回は盃のご紹介です。
赤絵で全体に紅葉が散りばめられておりモダンな表情。
側面のみ青で雨もしくは雪が表現されているのも凝っており、作者の小さなこだわりを感じます。
連続文は好みですが見込みまであると少しくどいと思っていましたがこれはあり。
この盃サイズだからこそ成立しており、眺めて愉しく呑めそうだなと思いました。
気温から秋を感じることがどんどん少なくなっている昨今ですが、せめて物からでも季節を感じ愛でる感覚を大切にしていきたいですね。
珍しい盃ですのでコレクションとしても是非。
※特筆すべき欠けや疵などなくとても良いコンディションです。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径:約6.9cm
高さ:約4.8cm
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