鉄鋳物の猿手です。
江戸時代より造り続けられている猿型のフック。
華道具として主に花器を吊り下げるのに使用されたのが始まりと言われており、この長い腕が特徴的です。
現代でも様々なメーカーや造り手にオマージュされており、正直似たような物は探せばAmazonなどでも出てきます。
が、やはり何かが違い安くても食指が伸びません。
こちらは経年でいい錆感。
現代アレンジの無いクラシックで無表情な佇まいが気に入りました。
ただの吊り道具ではありますが遊び心があり癒されます。
個人的にですが、江戸期の名も無きプロダクトデザイナーの作品と解釈しています。
その流れを汲んだような表情で引っ掛けて愉しんで頂ければとご紹介致しました。
※錆は安定しております。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
長さ:約21.0cm
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