鉄釉の花瓶です。
幕末明治期頃の瀬戸もしくは丹波焼でしょうか。
ぽっちゃりとしたお饅頭のような渋可愛い佇まい。
形状的に花瓶として造られた物と思いますが、空けられた穴は一輪挿しサイズという潔さ。
出会った時は"野暮ったい"と思っていましたが、真面目に造られた痕跡が細部から感じられ、じわじわと洗練されている様にも見えてきてしまいました。
落ち着いた色味で、散歩して摘んできた野花などをちょこんと挿すと映えそうです。
なかなか見かけないシルエットの花瓶。
愉しんで使って頂きたいと思いご紹介した一品です。
※特筆すべき疵などなく良いコンディションです。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径：約12.0cm
口径：約1.1cm
高さ：約7.9cm
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