萩焼の徳利です。
江戸後期頃の物と思います。
徳利としましたが入手時には油臭があり、元は油壺と呼ばれている椿油などを保存していた容器です。
普段からお手入れに使っている"酵素漂白(酸素系漂白剤)"を使い、水換えを毎日の日課のように繰り返す事数ヶ月。
側面の古色を残したかったので時間がかかりましたが内部のみの洗浄で、実験的ではありましたが臭いはほぼ取り切れたと思います。
枇杷茶色とも言える落ち着いた色味。
古色が残ったままの染み込んだ肌は、渋さもありつつシンプルな造形のためとてもモダンな佇まいです。
徳利として使える物と思いますが一輪挿しとしても花映えします。
飽きの来ない物で、長く愛用してさらに育てて頂きたいと思いご紹介した一品です。
※最初にあった油臭は無くなりましたが、土そのものの臭いはあります。
これは元からあるものと思われご使用には問題無さそうです。
特筆すべき疵などなく良いコンディションです。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径:約7.5cm
口径:約1.4cm
高さ:約11.2cm
容量:約255ml(なみなみいっぱいまで)
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