緑釉壺です。
漢代(古代中国)の物と思います。
漢緑釉といえば美しい銀化が特徴的ですが、土中から発掘されるので状態もさまざま。
こちらは粉吹いたような白炭色と所々に残る緑釉が独特の景色となり、口縁部3点の重ね焼痕とそこから流れる濃い釉薬も見所となっています。
個人的には朽ちた物は好きですが時代が古いだけではセレクトの対象にはしていません。
ですがやはり時の経過でこのような美しい表情になった物にはロマンが詰まっていると感じます。
加えてこのシンプルな形状は飽きる事なく空間に馴染み、長く愉しんで頂けるお品と思いご紹介致しました。
静かな佇まいで花器としても、そのままでも眺めてご愛用くださると嬉しいです。
※古いものですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径:約16.0cm
口径:約7.6cm
高さ:約12.7cm
0 件のコメント:
コメントを投稿