御深井釉の輪花型七寸皿です。
17〜18世紀頃の物でしょうか。
このサイズの所謂雑器であろう無地襞皿は時々見かけていましたが、こちらは少し凝ったデザイン。
装飾のある食器はあまり好みでは無いのですが、この静かな佇まいには惹かれてしまいました。
可愛らしい花文様も主張しすぎず、僕のセレクト基準にしている"渋可愛い"を満たしてくれています。
使い込まれてかせた釉薬の質感も良いですが、これは瑞々しい程の艶もあり渋いのにどこか清潔感さえ感じます。
皿としてお使い頂くと非常に映えそうですが、飾り皿としても良さそうです。
あまり見かけない御深井の作品。
気に入りましたら是非。
※縁に入手時からある金繕いが3ヶ所ございます。
見込みに写真のような製造時のフリものがございます。
その他、特筆すべき疵や欠けなどなく良いコンディションです。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径:約20.9cm
高さ:約4.3cm
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