南蛮一輪挿し【銀繕い・燻銀仕上げ】












焼き締めの一輪挿しです。
以前先輩同業者さんがご紹介されているのを見かけていいなと思っていた物で偶然にも同手の物が手に入りました。
詳細は不明ですが、推定16世紀頃の東南アジアあたりの物かもしれないとのこと。

専門外の品ですがシャープなシルエットがとても気に入っています。
底部に欠けがありましたが少し気合を入れて燻銀で繕って頂きました。
安定させるのが少し難しかったようで若干カタつきますが、とても渋く馴染んだと思います。

枝ものは重みで倒れてしまいますが、野花を投げ入れるととても映えると思います。


※欠けのある箇所を本漆・純銀を用いて修復しております。
通常使用については問題ございません。
燻銀仕上げですので鈍い表情です。
強く擦ると銀が剥げてしまいますので、メラミンスポンジやたわしなどのご使用はお控えください。
水漏れはありませんので花器としてご使用いただけます。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
直径:約4.2cm
高さ:約15.8cm

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