砥部焼淡黄磁茶器











3客のホツ直し














砥部焼淡黄磁の茶器セットです。
明治から大正頃の物と思います。

資料があまり無く、一部では幻と呼ばれている焼き物。
淡黄磁の徳利は所有しており皿なども見てきましたが、こちらはしっかりと焼き締まり上手の造り。
弾くと金属のように響き、良質な陶石を使っていた事がわかります。

丸みのあるゆったりとしたシルエットの急須と高台にかけて絶妙なテーパードが美しい煎茶碗。
シンプルながら造形力も非常に高く、柔らかな白と相まってとても上品です。

個人的に煎茶碗だけでも手放し難いお品ですが、今回はセットでの販売です。
それぞれ単体でもお使い頂くのもおすすめです。


※煎茶碗1客は無疵。
3客はホツを本漆・本錫を用いて繕っております。(Blog写真参照)
通常使用については問題ございません。
使い込む事でさらに鈍い銀色に育ちます。
強く擦ると錫が剥げてしまいますので、メラミンスポンジやたわしなどのご使用はお控えください。
急須・湯冷ましについては特筆すべき疵など無くとても良いコンディションです。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
急須
最大幅:約12.5cm
開口部:約4.3cm
高さ:約9.2cm(つまみ含む)
容量:約220ml(なみなみいっぱいまで)

煎茶碗
直径:約7.5cm
高台径:約2.7cm
高さ:約5.2cm

湯冷まし
最大幅:約11.3cm
高さ:約4.7cm

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