錫製の角徳利です。
文久(1861年〜1864年)年号入りの箱に収まっていた物です。
お花見などに持ち出すお弁当箱セットの一部。
角型の木箱に収めるため合理的に造られた形は、現代にも通ずる”プロダクトデザイン”のようでとにかくかっこいい。
錫製品は古くから酒器として使われており、お酒を入れると雑味が抜け味と口当たりがまろやかになると言われています。
今まで扱った中では1番大きな物ですが蓋部分に収められた猪口は可愛らしいサイズでした。
さほど使われていなかったのか大きな凹みはなく良い状態。
花器として使ってもよさそうです。
数点扱ったお品ですが最近はなかなか見かけなくなりました。
オブジェとしてもとても存在感があります。
※特筆すべき疵など無く時代を考えても良いコンディションです。
しっかりした造りですが、錫純度が高く柔らかいため強い力を加えると凹みます。
古いものですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径:約14.8×11.5cm
開口部:約4.0cm
高さ:約10.0cm(蓋含む)
0 件のコメント:
コメントを投稿