製造時の硝子焦げ
(内側にあり、あまり目立ちません)
製造時の亀裂のようなもの
(水漏れ無し)
吹きガラス製の湯冷ましです。
煎茶器セットの一部で鉛入りの質感。
明治から大正頃の物と思います。
当時の硝子製品にも煎茶道具は造られていましたが湯冷ましまで造ってしまうとは…
熱湯には不向きですので実際に使ったことはありませんが、殆どの場合耐えられずに割れてしまうと思います。
こちらは未使用だったのか良い状態で残っていることに感動しました。
焼き物にはよく見られる形を同じように硝子で再現した物で、良く出来ており器用な造り手であったことが伺えます。
吹いたガラスの質感がトロトロの水飴のようで素材が違えば途端に涼しげな表情になりますね。
※特筆すべき疵など無く良いコンディションです。
持ち手付近の下部に製造時にできたと思われる亀裂のような物がみられます。
こちらは引っ掛かりは無く内部にあるものと思われ水漏れはありません。(Blog画像参照)
古い時代の物ですので、製造技術が足りずどうしてもできてしまうもので当店では無疵と判断しております。
現代の物とは違い特別水切れが良いというわけではありません。
神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径：約11.4cm(持ち手含む)
最大幅高さ：約8.0cm
高さ：約4.3cm
容量：約150ml(なみなみいっぱいまで)
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