獏木鼻












獏の木鼻です。
装飾が少なくシンプルな造りで江戸初期から中期頃の物と思います。
(前所有者か発掘者の”ぞう〜”という書きがありますが、鼻の形状から獏としました。間違っていたらすいません)

社寺建築などに用いられる”木の先端(木の端)”という意味が転じて”木鼻”と呼ばれるようになったとか。
一般的に獏や象、獅子などが一対で使われています。
こちらは対(つい)ではありませんが、古い時代に牙を削がれており枯れて良い雰囲気。
虫食いなどもありますがそれもまた面白いです。

静かな佇まいが落ち着いた雰囲気で、小型で飾りやすいのも良いですね。


※写真の通りの状態です。
ガタつき無く安定しております。
古いものですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
直径:約17.0cm
幅:約6.4cm
高さ:約10.5cm

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