鉄製魚型横木












横木と呼ばれる自在鉤の固定具です。
木ではなく鉄製ですがわかりやすく横木と致しました。
そこそこ古そうで明治頃の物でしょうか。

囲炉裏や竈の上に吊るして使われる物で火伏せ(火災の害を押さえ込む)の意味を込めて水に関連する魚が良く使われています。
基本的には木製のため鉄製少ないと思います。
当時の鉄製品を再利用したような簡素な物ですが鍛金された古くて渋い鉄の質感。
両面に施された彫りが素朴で可愛らしいです。

壁面に飾るのにちょうど良いサイズ感。
虫ピン1本で引っ掛けてあるとクスッと笑ってしまう面白さがあります。
古い物でありながらもこのようにミニマルな物には感性を刺激されます。
日本の隠れたプリミティブアート作品として評価してあげたい物と感じました。


※錆は安定しており手に付く事はありません。
特筆すべき疵や凹みなどなく良いコンディションです。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
長さ:約18.1cm(1番長い部分で)

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