印判矢羽根文三段重







口縁部の小さなホツレ


蓋裏の欠け




印判三段重です。
明治頃の物と思います。

三段重ではありますがこの小さなサイズは、当時の紅や白粉などの化粧道具を入れていた物と思われます。(これより小さな物もあるようで雛道具の可能性もあります)
日本の伝統模様である矢羽根文を点と線で表現したモダンなデザイン。
印判独特のかすれや滲みからは手仕事の痕跡が見られ温かみも感じます。

内部は施釉されておりお酒のつまみや一品料理を盛るのにも良さそう。
アクセサリーなど小物類の収納としてもそのまま飾っても可愛らしい物です。


※蓋裏に欠け、製造時にできたような口縁部のホツレ,写真に映らない薄いニュウなどがございます。(Blog画像参照)
全て鋭利な物ではなくご使用には問題ない程度ではありますが金額に反映させて頂きました。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
直径:約5.7×5.7cm
高さ:約9.3cm
一段ずつの深さ:約2.1cm

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