錫製の向付です。
明治頃の物と思います。
明治後期以降の物だともう少し厚めで硬く強度があるのですが、こちらは柔らかな純錫製。
凹みの少ない良い状態で運よく手に入れました。
錫製品でも初見の形で向付としましたが碗であったのかもしれません。
経年で鈍く光沢のある質感と高台付きのソリッドな器形。
とてもかっこよくて個人的にも気に入っています。
現代でも金属のタンブラーなど安くて色々とありますがなんとなく味気なく感じてしまいます。
向付として冷製スープなどにはもちろん、ロックグラスとしてや珈琲用にも丁度良いサイズ感。
こんな物を掌で転がしながら酒や珈琲を飲む人に僕も憧れているのです。
※特筆すべき疵や凹みなどなく良いコンディションです。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径：約9.5cm
高さ：約5.9cm
高台径：約4.3cm
容量：約260ml(なみなみいっぱいまで)
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