三脚石盤














石材でできた展示台です。
明治頃の物と思います。

ずっしりと安定感のある展示台。
元は花や盆栽などの台だったのでしょうか。
当時の石工職人による造りで無数に残る彫り跡。
裏返すとさらに荒々しい質感が残っており、普段は見えない部分に彫刻的な要素があるなと見入ってしまいます。
狙ってやっていないのがかっこよく、物の魅力をさらに引き上げているように思います。

彫りで三ッ脚が再現されていながらガタつきが一切無いのが素晴らしい。
当たり前の事なのですが台として使われる事がしっかりと考えられており、当時の物造りに感心してしまいました。
個人的には名もなき作品として評価したいところ。
サイズ感も良く実用性もあり、長くご愛用頂けるお品と思います。
なかなか見かけない石製の台です。
気に入った方は是非。


※ガタつきは一切なくとても安定しています。
特筆すべき大きな疵などなく良いコンディションです。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
直径:約30.5cm
厚み:約4.3cm
高さ:約7.5cm

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