コバルト硝子の瓶です。
日本の物か西洋の物かの特定はできませんが、19世紀末期から20世紀初期頃の物と思います。
日本の似たような物に陶磁器製の尿瓶がありますが、こちらは医療用具かなと見ています。
トロリとした質感で気泡やうねりのある吹きガラス製。
初見の物で、見つけた時になんじゃこれ！とニヤけてしまいました。
面白いと思ったのですが道具として造られた真面目な物。
薬缶のようなスライムのようにも見える色とシルエットがなんとも可愛らしいです。
イメージ写真用に花器として使ってみたところ、少し上向きの角度と茎の引っ掛かりも良く意外と使いやすい。
一説によると古い時代の尿瓶も花器と間違えて使われていたとも言われています。
民芸館にあってもおかしくないような資料としても珍しい物と思いますが、花器として活用頂けましたら幸いです。
※特筆すべき疵などなく良いコンディションです。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。
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直径：約18.2cm
口径：約5.0cm
高さ：約17.7cm
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