古銅松文香炉












銅製の香炉です。
明治頃の金工作品かなと思います。

蓋に彫られた松の模様。
折れ松葉に松毬(まつぼっくり)が添えられているため元は秋頃の季節を意識した物ですが、松は一年中葉をつけるため長寿の象徴としても用いられ通年通してお使い頂けます。

イラストのような松毬がなんだか可愛らしく、穴の形と相俟って癒される構図。
個人的には丸みを帯びた造形も優れていると感じます。
経年で使い込まれ、ターコイズカラーのようになった内側の景色も見所です。

獅子などついていない蓋付香炉は探すと中々見かけません。
気に入った方は是非。


※特筆すべき疵や凹みなどなく良いコンディションです。
古いものですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
直径:約10.2cm
開口部径:約6.4cm
高さ:約9.8cm

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