緑釉壺です。
漢代(古代中国)の物と思います。
漢緑釉といえば美しい銀化が特徴的ですが、土中から発掘されるので状態もさまざま。
こちらは緑釉とは言えないほど全体的に銀化しており鈍い質感と光沢が独特の景色。
煉瓦色の素朴な内部とのコントラストも良く非常に美しいと感じました。
底部に残る3つの重ね焼き痕も数ミリ浮いたように見えて良いアクセント。
シンプルな形状で飽きる事なく空間に馴染み、長く愉しんで頂けるお品と思います。
静かな佇まいで花器としても、そのままでも眺めてご愛用くださると嬉しいです。
※ガタつき無く安定しております。
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