緑釉皿です。
漢代(古代中国)の物と思います。
多くは土中から発掘されるため状態もさまざま。
当時の青銅器を模したと言われており代用品との説もあるようです。
こちらも土中にあったような佇まい。
全体的に風化しており独特の鈍い輝きが特徴的です。
この銀化現象は鉛成分が長い年月を経る事で風化し銀色になるとされております。
古美術が隆盛であった頃には高額で取引されていたようですが、中国で都市開発が進んだ地域などから多く出土したためとてもリーズナブルに落ち着いたようです。
欠けたり朽ちたりせずによくぞ残っていてくれたと、個人的にはこんな価格で手に入るのが信じられない程に美しいと感じています。
数があると言っても皿はそれほど見かけないように思います。
静かな佇まいでそのまま眺めるのはもちろん、アクセサリートレイなどにお使い頂くのもおすすめです。
※特筆すべき疵や欠けなどなく良いコンディションです。
古いものですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径:約17.8cm
高さ:約3.1cm
0 件のコメント:
コメントを投稿