裂織/襤褸(BORO)







撮影環境の幅に収まりきらないため
半分に折り畳んで撮影しております

表面


裏面






裂き織り生地です。
明治頃の物と思います。

主に江戸期の東北地方で着古された着物や布などを解体し織り上げられて作られた物で、明治頃までは貧困で貴重な繊維だった事と布を捨てる事なく利用したのが"裂織文化"の起源と言われています。
近年、襤褸(BORO)や藍染を中心に、刺し子や野良着など海外では高い評価をされてアートとしての価値も高まってきました。

今回手に入れたのは180cm程のサイズ。
経年で自然に褪色し落ち着いた色味と質感。
静かな佇まいがとても美しいです。

長尺ですがお茶席で使うのも良さそうで、人数や間隔に合わせて半分におったりロールしたりして調整しても良さそうです。
もちろん、壁面に飾るのもおすすめです。

長さがある物は見かけますが幅がある物はなかなか見かけません。
気に入った方は是非。


※特筆すべきダメージなど無く良いコンディションです。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
長さ:約181.5cm
幅:約34.0cm

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