吉向焼の蓋物です。
明治頃の物と思います。
六角形の木箱に3客ぴたりと納まる菱型。
シンプルな造りですが現代ではとてもモダンに写ります。
時代のある釉薬特有の虹彩もあり、深みのある質感。
新緑を思わせる緑釉のムラがとても美しいです。
贈答用の木箱が少し痛み緩くなっておりますが、このような3客揃いは珍しいです。
夏用にとご紹介致しましたが季節問わずお使い頂きたい一品です。
※恐らく未使用品ですが、1客には欠けがありましたので本漆・本錫を用いて繕っております。
通常使用については問題ございません。
使い込む事でさらに鈍い銀色に育ちます。
強く擦ると錫が剥げてしまいますので、メラミンスポンジやたわしなどのご使用はお控えください。
その他、直す程ではない小さな釉剥げなどはございますが問題なくお使い頂ける状態です。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径:約18.2×9.9cm
高さ:約5.3cm(蓋含む)
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