白磁の沈香壺です。
江戸後期頃の古伊万里と思います。
元は蓋付の壺。
香木をいれておき、来客時などに蓋をあけて室内に香りを漂わせてもてなすために使われた物です。
恐らく当時の定番品ですが現代では白磁は人気もあり最近はめっきり見かけなくなりました。
シンプルで飽きのこない造形。
花器としても使い勝手が良く一つは持っておくと重宝します。
内部を覗いてみると鳥足状のシミがありこれがなんだか可愛らしい。(Blog画像参照)
貫通していないので表面にはなんの影響もなく、個人的にはこういうのを見つけて密かに楽しむのが好きだったりします。
まだあると思っていた物が市場から無くなってしまうのが古物の業界では当たり前にあり、この壺もそうなるかもしれませんね。
常に探してはいますが扱うのは久しぶりですので気に入った方はこの機会に是非。
※水漏れ無く花器としてご使用頂けます。
特筆すべき疵や欠けなどなく良いコンディションです。
古いものですので神経質な方はご購入をお控えください。
size
直径:約13.2cm
高さ:約14.3cm
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