錫製中次茶入












錫製の茶入です。
ごくシンプルな中次と呼ばれる形。
厚みのある堅牢な造りですが、古い時代に使い込まれて出来た小さな凹みがあります。
そもそもの造りも渋い質感ですが、この凹んだ部分が良い意味で経年変化しておりこの茶入れの個性となっています。
現代でも錫製の茶入れは造られていますがやはりツルッと造りが良すぎて質感に深みが足りないと感じてしまうのは僕だけでしょうか。
古物を見過ぎてしまった為ではあると思うのですが、もし並べられてもやはりこちらを選ぶと思います。

蓋、中蓋共に収まる部分には凹みは無く空気がスーッと抜ける感覚が気持ちいい。
古い道具であっても茶入れですのでここは譲れないです。


※写真のような凹みはございますが、深く凹んではおらずテクスチャとして捉えて頂けると幸いです。
内部は清潔で問題なくご使用頂けます。
古い時代の物ですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
直径:約7.1cm
高さ:約9.3cm

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