小さな錻力茶缶












錻力(ブリキ)の茶缶です。
昭和初期頃の物と思います。


人によってはガラクタではありますが、僕にとっては見捨て難き物。
"錻力"とは当て字であり好きでこちらを使っています。
サイズもかなり小さく、見てきた茶缶の中では最小クラスの物ではないでしょうか。
木工品と同様に、ここまで質感を育てるにはそれなりに年月がいるので現行品を育てようと思っても何十年とかかります。(そもそも現行品とは造りが違うので質感すら育たない物もあります)

捲れてこないように接合部は手仕事が施されているのも愛くるしい。
持ち出し用の酒器ケースとして使う方も多く、サイズがピタリと合う感覚がとても気持ちいいです。

"名のある方の旧蔵品"ではありませんが十分におすすめできる一品です。


※所々に時代錆がございますが、手に付く事はなく落ち着いています。
多少の凹みはございますが歪みは無く蓋はすっぽりと収まります。
古いものですので神経質な方はご購入をお控えください。


size
直径:約5.1cm
高さ:約6.9cm

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