緑釉ぼてぼて茶碗








19世紀頃の布志名焼ぼてぼて茶碗です。
緑釉というよりは蓬(よもぎ)の色にも近く、日本人の心に響く色合い。
どっぷりと掛けられた釉薬とズシリと安定感のある重みは民藝にも通ずるところがあります。
裏面に目を向けると土の質感も愉しめ、とろみのある釉薬との
内側にはいい感じに貫入もあり使いこむとさらに渋く育ちそう。

少し大ぶりですがこのサイズのものもたまに見つかるみたいです。
お茶道具としてももちろん良さそうですが、僕はお茶漬けやまぐろ丼でもぴったりだなと思いました。


※高台部分に1箇所時代の欠けがございます。(Blog画像参照)
お時間を頂ければこちらでお直しも可能です。
【本漆直しのみだと1,000円程度 錫継ぎ,真鍮金直しで2,000円程度】
継師との相談となりますが、ご希望の方はお気軽にご連絡ください。

ガタ付きは無く土物ですので鋭利な部分はありませんのでご使用には問題ございませんが
古いものですので神経質な方はご購入をお控えください。


緑釉ぼてぼて茶碗
19世紀(江戸後期)


size
口径:約11.8cm
高さ:約9.2cm
高台径:約5.7cm

https://wayori.com/

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